「ジェイド、髪」
「ああ、すみません」
「なーんかそうして料理してると夫婦みた〜い」
「そう?」
「うん。ウチのママも良く料理しながらパパに髪しばって貰ってるもん」
「へぇ。そうなんですって、ママ♥」
「おやおや、私が母親ですか」
「ってコトはがパパ?」
「アニスの両親に習えばそうなるわね」
「きゅわーん、パパぁ♥
アニス、頑張ってお手伝いしちゃうからおこづかいちょーだい♥」
「はっはっは、初から札束で小遣いをせびるような娘に父さん育てた覚えはないぞー。
まぁ可愛い娘であることには違いないから小遣いの代わりにコレをやろう。
はい、あーん」
「あーん」
「どう?」
「うーむ…このみりんの加減がまた絶妙で…」
「何かアニスの方がハマリ役ね。父親」
「さぁ食事が出来上がりましたよ。
…おっと、そうでした。───ア・ナ・タ♥
食事にします? お風呂にします? それともわ・た・し♥」
「やめて。キモイ。うざい。マジ寒い」
「えへへ、キモイだって♥ ママ♥」
「傷付きましたねぇ。
これはもう実家に帰らせて貰うしかありません」
「実家って何処よ、実家って」
「アニスはどちらについて来ますか?」
「えー、どっちにしよう。
アニスちゃんパパもママも大好きだから迷っちゃう〜」
「ねぇとりあえず確認取っとくけどどこまでいっちゃうの、このネタ?」
2/29〜Web拍手に置いておいたジェイド&アニス夢。
料理ネタが好物なんです。
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