「おいでー、ジェイドー♥」
「………。」
「やーん、ほっぺたぷにぷに。可っ愛い〜」
「おう、可愛いだろう? 俺のジェイドは。
 この頬回りのたるみ具合と感触がたまらないんだよなぁ」
「本当に。このままずっとぎゅってしてたいですね。
 …って、ちょ、やだ、ジェイドったら。
 そんなところ舐めないでってば…んっ、くすぐったい…っ」
「………。」
「もう、ジェイドったら食べちゃいたいぐらい可愛いんだからー」
「オイオイ、そりゃないだろうよ」
「言葉のあやですよ。
 こーんな可愛いジェイドを食せるわけないじゃないですか」
「………。」
「ふむ。やっぱり俺の見込みは正しかったな。
 お前なら判ってくれると思ってたぜ」
「ふふ。光栄ですわ、陛下」
「これからも末永くジェイドを可愛がっていこうな♥」
「ええ、それはもう勿論♥」
「………二人共」
「お、何だ居たのか。可愛くない方のジェイド」
「あら、居たのね。可愛くない方のジェイド」
「………………」





に抱かれ、陛下に頭を撫でられ、
幸せいっぱいに鼻を鳴らすぶうさぎジェイドだった。

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