スケベ大魔王降臨@スパ


「ガイ! 何を考えているのですか!
 水着が取れてしまったではありませんの!」
「あ〜あ、こりゃアッシュに殺されるね〜」
「ええ、アッシュに命を付け狙われてもおかしくないわね」
「う"…ッ(きょろきょろきょろきょろッ)」
「いや、さすがにここは大丈夫っしょ〜。
 なんたって天下の貴族御用達会員制高級スパ・メガロフレデリカだも…」
「ガイィイィィッ!! 貴っ様ぁあァあぁァ!!」
「ぎゃー!! 窓割って入って来くるな───!!」
「覚悟はできているんだろうなガイ…(しゅうぅうぅぅ…)」
「ま、待てアッシュ! 話せばわか…」
「問答無用!! 秘奥儀・絞牙鳴衝…」
「あ、アッシュ! お待ちになって!
 貴方、このスパを破壊なさるおつもり!?」
「止めるな、ナタリ…───ぐふ…ッ!!(流血)(主に両鼻孔)」
「きゃー!! アッシュ!?」
「………ほ、本当に来ちゃったよ…」
「あ、愛されてるのね、ナタリア…」





一方。


「これはこれは…私としたことが。
 いやはや、この手がありましたか。
 これからアッシュを呼びつける際はこの手でいきましょう」
「毎回誰が命張るんだよ…」
「おや、志願しますか? 
 男になりましたねぇ、ルーク」
「じょ、冗談じゃねぇよ!」
「これまた友達甲斐の無い親友を持って、ガイが不憫な事この上ありません」
「ちょっと待て。俺か? 俺が悪いのか!?」


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