「しっかし相変わらず可愛いわねぇ、ティムキャンピー」
「そうですか?」
「うん。すっごく可愛いよ、ティムキャンピー」
「人気者だな、お前」
「あら、勿論アレン君だって可愛いわよ?」
「うん! 可愛いよ、アレン君も!」
「か、可愛いって…!」
「………ま、とりあえず泣いとけ、アレン」
誉められているのだろうけれど、どうしたってショックを隠せないアレンだった。
ま、とりあえず
泣いとけ。