「ただいま帰りました」
「おー、リベザル」
「師匠ただいまです…って、ああ！」
「遅かったな」
「そんなぁ…！」
「あはは、おかえりリベザル。
　ちゃんとリベザルの分のケーキも取って置いてあるから早く手洗っておいでー」
「！　はい！」


じゃぱじゃぱじゃぱ。


「手、洗って来ました」
「さあーて、ここで手を洗って来たリベザルに問題！」
「え？」
「僕、ザギ、 の３人は、
　おやつにそれぞれ何を食べて何を飲んでたでしょーか？」
「ええ！？」
「秋…」
「はーい、みんなヒント言ってってね」
「いちいちリベザル可愛がらなきゃ気が済まないんだから…」





「は、ココアは飲んでないなぁ」（秋）
「座木さんはフルーツタルトを食べてないわ。頑張れ！」（）
「頑張って、リベザル。秋はパンプキン・プディングを食べたよ」（座木）
「ガトー・ショコラを食べたヤツは紅茶を飲んでたね」（秋）





「ほら、正解するまでこのショートケーキはおあずけだぞ〜」
「そんなぁ…！」


ケーキの種類は
【フルーツタルト】【パンプキン・プディング】【ガトー・ショコラ】
飲み物の種類は
【ココア】【紅茶】、そして誰も言わなかったけどテーブルの上にある【コーヒー】


「制限時間内に解答しないと品質保存期限切れと看做して僕の胃袋に収めるからな」
「うえぇ！？」
「じゅーう、きゅーう、はーち…」
「ままま待って下さいー！」
「はい、没収。
　リベザルのケーキは私が責任をもって秋から守っとくからね」
「はい！」
「落ち着いて考えれば絶対に解けるから、頑張るんだよ」
「も座木もリベザルに甘いよなあ」
「ああ"高い棚"が見える…」
「ええ、それも私達などでは到底手の届かない高さですね」
「ねー」
「？？」




師匠、兄貴、さん。
さあ、誰がどれを食べて何を飲んだんだろう？

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