【 デュランダル・連絡口 】
「あ、ケイオス」
「やぁ、にキルシュ」
「こんにちは」
「こんにちは、キルシュ」
「言うまでも無いとは思うけど、これからキルシュと買い出し行って来るから」
「みたいだね」
「そうなの。ね、キルシュ?」
「はい。何か買って来る物はありますか?」
「そうだな…それじゃあ新しいグローブをお願いできるかな?」
「OK。デザインはどんな感じのをご所望?」
とキルシュに任せるよ」
「これはまた大役を仰せつかってしまったものねぇ。
 あ、どうせならケイオスも一緒に行かない?」
「僕も?」
「そう」
「そうだね、2人さえ良ければ一緒させて貰おうかな?」
「オッケーよね、キルシュ?」
「はい」
「よっし。荷物持ちもゲットしたし、それじゃあ張り切っていきますか!」
「ふふ、が一番楽しんでるね」
「もっちろーん」





そんなこんなで。
キルシュとケイオスと丸一日使ってファウンデーションでショッピングを楽しんだは、
シェリィとメリィに頭を撫でられてはにかんだキルシュを御満悦に眺めたり、
Jr.から「何でケイオスと一緒なんだよ!」との女冥利をくすぐるブーイングを頂戴したり、
自分のアドバイスからバランサーに重点を置くための訓練として、
コスモスとあやとりをさせられてる半泣きアレンと、
「コスモス、上手上手!」とにこやかな親馬鹿っぷりをシオンという構図に、
「…これも愛の試練よ」とさすがに罪悪感から同情してみせたり、
「ほら誉めたげて」と勧めれば「ふんッ、───ご苦労だったな嬢ちゃん」と、
柄にも無く照れぎみになんてキルシュの頭を撫でたマシューズを、
トニーとハマーと一緒になってからかってブリッジから摘み出されたり、
じゃっじゃじゃーんと大人用うーんくプリントエプロンを広げてみせれば、
「本当に買って来たのか…!」とうっかりキャラを間違えて頭を抱え出したジギーに、
モモと一緒になって問答無用にもエプロンを着せたあげく記念写真まで撮ったり、
秘密でこっそりと買ったケーキと紅茶でもって、
キルシュと2人まったりとお茶を楽しんだりと大満足な一日を過ごしたのだった。



キルシュとおつかいをお送りしましたーv
むしろここまで自分のためだけに書くといっそ清々しいですよね!(ニコッ)