哲学かぶれてみる20のお題
- この世は。
感じる者には喜劇であり、信じる者には悲劇である。
- 白に黒が混ざれば穢れるのは自明の理。
では。
黒に白が混ざればそれは果たして浄化と言えるのだろうか。
- 天が地を支えるのか
それとも地が天を支えるのか
- 良識はこの世で最も公平に分配されている。
なぜなら、誰もが皆自分は十分な良識を備えていると思っているからである。
- 天才は世界を自分の内から作り上げ
英雄は世界を自分の内へと作り入れる
- この世は。
この世は、真理と心理で動いている。
- 人間とは食うところの存在である。
- 生きることは病気だ。
睡眠は一時しのぎの薬。
死こそが最高の治療法!
- 騙すか騙されるかは選択であるが、
第三の道があると信じる者は自分を欺いているに過ぎない。
- 臆病者は危険の前に、
意気地無しは危険の最中に、
勇敢な者は危険の後で、怖がる。
- 女無しでいられぬ男は何やかやと苦労する。
女無しでいられる男はあれらこれやと苦労せずに済む。
女無しでいたがる男となると、この世では大して役立たぬ。
苦労人、苦労知らず、役立たず。
女というものさしをあてると、この世にはたった3種の男しか存在しない。
- 人が自分の運命に出会すのは、
運命を避けようとしてとった道の上であることが多い。
- 0は1を生み、1は2を産んだ。
そして無限になった。
- 天命を俟つのみと諦めていることでも、
人事を尽くしていないことは良くあるものである。
- 誰も彼も助けることなどできやせぬと狭量な者は言い、そして誰も助けない。
- そう、手段の悪を目的の清らかさで正すのです。
- 弱者は常に正義と平等を欲するものだが、強者はそのどちらも意に介さない。
- 世故に長けているとは、
あらゆる物事をできる限り重視しながらどれも完全には真に受けないことである。
- 幸福。
それは間近に迫る喪失の恐れ。
- 男は決まって女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の愛人であることを望む。
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